海のお仕事図鑑大型船で安全に海上運行するお仕事大型船で安全に海上運行するお仕事

大型船で安全に海上運行するお仕事

大型船で安全に海上運行するお仕事の特徴大型船で安全に海上運行するお仕事の特徴

「海技士免許を取得して大型船舶の航海士として働く」

日本は四方を海に囲まれた海洋国家です。最近では飛行機での移動がごく普通のことになりましたが、50年ぐらい前までは、人も物も情報も船と鉄道を使って行き来していました。日本人は太古の昔から船で大陸や島々との交易を行ってきましたし、今でも輸出入の大半は大型のタンカーや貨物船によって行われています。
船の操縦は、陸上を走る自動車の運転とは違った難しさがあります。
中でも大型の船舶を操るには様々な知識と技術が必要で、海の運転免許「海技士免許」(国家資格)が必要です。

海技士免許を取得し大型船舶の船員を目指す人にさらに一言海技士免許を取得し大型船舶の船員を目指す人にさらに一言

総トン数20トン以上の船で働くには海技士という資格を取る必要があります。
海技士免許は国家資格で、航海士、機関士、通信士、電子通信士の4種類があり、目指す等級によって試験の難しさが変わります。
海技士免許を取るには一定期間の乗船実習を終えていることが条件になります。
そのため、独学で海技士を目指すのはとても大変で、商船高等専門学校に進学するのも選択肢の一つですね。
高等専門学校、略して高専(こうせん)は卒業したらすぐに現場で専門的な仕事ができる技術者を育てる5年制の高校です。全国に国公私立合わせて57校あり、商船高専はその内の5校です。

お仕事プロフィールお仕事プロフィール

「必要な能力」と「1日のスケジュール」を紹介しています。
「必要な能力」も「1日のスケジュール」もお仕事により異なります。どのように働いているのか、のぞいてみましょう。

必要な能力

大型船で安全に海上運行するお仕事の1日

海のお仕事体験レポート

【海のお仕事体験レポート】は、皆さんのお仕事体験の様子を動画とレポートで紹介し、
海にまつわる多彩なお仕事を解りやすくビジュアルで紹介していきます。

下関港まで実際に航海しながら様々な体験をする様子

おしごと内容おしごと内容

平成30年8月7日(火)大島商船高等専門学校練習船大島丸で海のお仕事図鑑「船のしごと体験航海」を実施しました。
このイベントは、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」の一環で行われたもので、より多くのこどもたちが海への関心を持ち、海に関するお仕事に興味関心を抱いてもらえることを目的としたものです。
当日は11名の小学生とその保護者が乗船し周防大島から下関まで航海をしました。航海中は船に関する講義や、船員の仕事体験を実施しました。
こどもたちは真剣に話しをきいたり、質問をしたりしていました。
この模様は、8月20日(月)KRY山口放送「熱血テレビ」(16:50~17:53内、前半コーナー予定)でも取り上げられる予定です。

こどもたちに伝えたことこどもたちに伝えたこと

海運業界でも若者の船離れが進んでおり、今回ご協力いただいた大島商船高等専門学校でも受験生の勧誘に力を入れられていることから今回のお仕事体験が実現しました。
船には色んな種類があり、世界から様々なものを輸入・輸出している。また今回の西日本豪雨災害の様に陸路が寸断されても海路は使える。スピードは遅いが、運搬量は他の交通機関と比べると圧倒的。船舶がないと食卓にも影響するほど重要な機関であることを伝えました。
具体的には船長がいて航海士がいて機関士がいる。甲板員も含めて全員の息が合わないと船は進まない。
子供たちは実際にそれぞれの役目の方に学び、現場を見、体験させてもらい、ワクワクしながら船への関心、世界に繋がる海への関心を高めていました。

こどもたちの感想レポートこどもたちの感想レポート

座学も興味深く感じたようですが、操舵室に実際に入り、船で最も海が望める場所でポートラジオの音声が流れる中、双眼鏡でその情報を確認させてもらったり、レーダーでの海図をみたり、チャートに映る本船の位置を確認したりしている時の驚きと興奮がものすごかったです。
特に自分の手で舵を切らさせてもらった経験は多くの子の大きな思い出となったようです。

受け入れ先の感想レポート受け入れ先の感想レポート

山口県東部の周防大島から山口県の西の端下関まで約7時間にわたり、こどもたちにとっては長い航海で退屈させてしまうのではないかと心配しましたが、船を下りるまで真剣にとりくんでいる様子にこちらも感心しました。
教室で船の種類を覚えた後、外に出て早速見つけた船の種類を当てている様子に大変うれしく思いました。
操舵室では、実際に舵を握って船が動く様子に目を輝かせていました。また、機関室では大きなエンジンの姿と騒音に大変驚いた様子でした。
船長帽を離さずにかぶりつづけたり、ロープワーク教室で覚えたボーラインノットを何度も作って見せてくれたりと大変喜んでくれたと思います。船員不足が叫ばれる中、船員という仕事に少しでも関心を持ってもらいたいと企画しましたが、将来の職業選択のひとつに船員を加えてもらえたらと願います。
今後も様々な活動を通して、船の仕事について広めてまいります。このたびは広報活動等において海と日本プロジェクトinやまぐち実行委員会には大変お世話になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

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