海のお仕事図鑑海岸線を守るお仕事海岸線を守るお仕事

海岸線を守るお仕事

海岸線を守るお仕事の特徴海岸線を守るお仕事の特徴

「消波ブロックの製造と港湾管理」

消波ブロックという名前は馴染みが薄いと思います。防波堤の上に立って海側の足元を見ると、コンクリートでできた巨大な積み木のようなものがたくさん積み重なって並んでいますね。あれのことです。
波をまともに受ける海岸線では、日々侵食が進みます。それを防ぐために置かれるのが消波ブロックです。
平面的なもの、立体的なものなど、形は様々ですが、そのほとんどは1トン〜80トンと巨大です。そのため、輸送コストがかかるので、設置する海岸や河川などの近くに場所を作り、現地で製造されるのが普通です。
消波ブロック作りは、港を守り管理するお仕事です。

海岸線を守るお仕事を目指す人にさらに一言海岸線を守るお仕事を目指す人にさらに一言

戦後の日本は、高度経済成長とともに電力需要も飛躍的に伸び、多くの河川で多くのダムが造られ、また河川の流域でも水害対策で護岸がコンクリート化されました。その結果、河川からの土砂の流出と堆積が減り、新しい砂が来ない海岸線の侵食が一層進みました。
消波ブロックの寿命は約50年と言われています。1960年代から1970年代の高度経済成長期に設置された大量の消波ブロックが一斉に寿命を迎え流時期になっています。これから、需要が増える業界と言われる反面、利益率が低いとも言われ、護岸工事などの土木会社の一部門的な場合が多い職場です。
新しい素材や設計で、飛躍的に効果の高い消波ブロックを発明したい、なんて夢を持てたら楽しいですね。

お仕事プロフィールお仕事プロフィール

「必要な能力」と「1日のスケジュール」を紹介しています。
「必要な能力」も「1日のスケジュール」もお仕事により異なります。どのように働いているのか、のぞいてみましょう。

必要な能力

海岸線を守るお仕事の1日

海のお仕事体験レポート

【海のお仕事体験レポート】は、皆さんのお仕事体験の様子を動画とレポートで紹介し、
海にまつわる多彩なお仕事を解りやすくビジュアルで紹介していきます。

港でのお仕事体験をする様子

おしごと内容おしごと内容

①入社式
海洋センターにて当日の体験内容や注意事項を説明
②海上より酒田港での作業を見学
本港地区係留場より乗船し、堤防の役割や酒田港の仕組みを説明。その後デッキへと上がり、浚渫船や海外のコンテナ船の作業風景を見学。
③酒田港全体を見学
下船後移動し、海上から見学した酒田港を北港緑地展望台から見学。
④ワークショップ~認定証授与~終了式

海洋センターに戻り下記の体験を実施
・波消しブロック作成
石膏でミニオリジナル波消しブロックを作成
・波消しブロックの効果体験
波の出る水槽に波消しブロックを設置し、堤防を越える波を消す体験
・ドローン疑似体験
港の作業現場で活躍しているドローンの操作をモニターにて疑似体験
・VR作業体験
実際の作業現場での作業風景をVRで体験

こどもたちに伝えたことこどもたちに伝えたこと

こどもたちに身近にある海、その港にいろいろな仕事や役割があることを見学や体験を通して知ってもらう。

・海上より酒田港での作業を見学、展望台から酒田港を見学
海底に溜まった土砂を取り除くことで船が安全に航行できることや、コンテナ船やコンテナを積み込む作業を見学して、海外に向けてたくさんの荷物が酒田港から運び出されていること。
・ワークショップ
波消しブロックの効果体験では実際にブロックを積み上げることで波が消されること、またはブロックがないと港がきけんであることを知ってもらった。ドローン疑似体験では現在の作業現場で、高度な技術や機器を使って作業がより安全かつ正確に行われていることを学んでもらった。VR作業体験では普段入れない場所での作業を体験してもらい、酒田港にはいろいろな場所で作業が行われていることを知ってもらった。

こどもたちの感想レポートこどもたちの感想レポート

船に乗ることが初めての子や緊張している子もいたが、実際に乗船した後はデッキに上がることもでき「気持ちいい!」「楽しい!」との声が上がりました。スタッフの説明にも興味を示し質問も出始め、浚渫船が海底の砂や泥をくみ上げる様子や港湾設備の大きさ、高さなどに大変驚いている様子でした。またそのような作業を行わないと船が安全に通れなくなることも実際見学することによって大切さを実感していたようです。
ミニ波消しブロック作りでは苦労する場面もありましたが、スタッフとのコミュニケーションも積極的にとれ無事作り上げることができました。また波消しブロック効果体験、ドローン疑似体験、VR体験では、効果に「すごい!」「やった!」との声や「もう一回!」ととても興味を示してくれました。

【アンケートより】

  • 船に乗ることがおもしろかった。VRが楽しかった。
  • 海の砂などをとるグラブ船などのことを知れてよかった。
  • 海に行った時、テトラポットがどのように積まれているか見てみたい。
  • 海はとてもきれいだと気づいた。

受け入れ先の感想レポート受け入れ先の感想レポート

港の安全を守るためにいろいろな作業や仕事があることを体験してもらうことができてよかった。「浚渫」という言葉は聞き慣れないとは思いますが、実際に見ることができてよかった。(必ずしも浚渫作業をしているとは限らないので見学できてとてもよかった)
各体験もとても興味を示してくれて、今後も港や港の役割や仕事に興味を持ってくれると嬉しい。

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